2009-03-27

娘の優勝


先週の土曜日、娘の学校で、特技大会(勝手に私が付けた名)があった。何でも恒例の行事らしい。参加者は自由で、グループでもいいし、単独でもいい。ギ ターを弾く子やら、歌を歌う子やら、ダンスをする子供達が、この日のために練習して、予選も一応あったらしいが、大きなテントの野外ステージで披露してく れた。
我が子は、縦割りクラスの一学年上の女の子Rちゃんと、ダンスと歌を EMOキャラで発表。
それも、一番最後の とりを努めた。予選で結構よかったらしい。
イモって何?私のイメージは、イモ姉ちゃんしかなかった。
主人と私は、イモ・EMO (日本ではエモというらしい)を、行事が終わってから、インターネットで検索してその存在を知った。

友達に、Rちゃんのダンスが もう少し上手だったら、優勝間違いないのにね、と言われたと言って得意がっていた。

主人も私も 練習を自宅で見ていたので、結構いいぞと期待して見に行ったのだが、本番では、ステージの前に 男の子たちが 群がっていた成果、本人恥ずかしがって、曲の半ばまで、下を向いて、動きが小さい。一方、相方は、練習のときと打って変わって、大ハッスル。
最後は、何とか本調子になって、ステージを Rちゃんが、大きく回って、娘が、ステージの袖に一度下がって、幕前から再登場して、二人でポーズで決めた。その決める前に、事件は起きた。

ステージのサイドに設置されてた照明が、パイプごと派手に倒れた。
宙ぶらりんになっていた照明コードが 娘には 見えなかったらしく、テープを切ってゴールインするかのように、コードを引っかけて倒した。本人も 誰も怪我しなかったので、本当にラッキーだったが、見てた人に笑われたことが ショックだったのと、派手な最後のアイデアを出した相方から、ひどく怒られ たことで、娘は、大会が終わった後、ステージの裏で泣いていた。

悔しがって泣いてる彼女に、どんな慰めの言葉も通じず、帰ろうともしないので、困っていると、クラスの女の子が、差し入れのケーキを持って来てくれた。

その後の土日は、事件のことをすっかり忘れて元気にしていたが、日曜日の夜に『あした学校に行きたくないよ、ママ』と、うるうる。みんなから笑われると言うのだ。「学校を辞めたい」とまで言ってきた。
私にも こんなにデリケートだった頃があったな、娘もこうやって図太いおばさんになっていくのだろう・・・と思いながら、私が小学校4年生の時、 体育の授業で跳び箱が飛べず、飛べるまでみんなの前でやらされて恥ずかしかったこと (休み時間には、5段の跳び箱も飛べるのに、授業では、緊張して、3 段も飛べなかった。ちょっと意地悪な先生だったし・・・・)を話し、起きたことは、取り戻せないのだから、笑われたら『派手にやっちゃったよ』と笑うか、 『笑うな!』と怒るか、後は、あなた次第で、物事を大きくすることも、小さくすることも出来る。と言ってから、「ママには、何も出来なくてごめんね。」と 付け足した。
これが幼稚園の頃なら、しゃしゃり出て、守ってやれるのだが、今は、そうも行かない。

月曜の朝、浮かない顔の娘を 元気付けると、『どうするかは、自分で分かってる』と返事。
その日、元気に学校から戻ってきたので、安心。どうだったの?と聞くと。
誰も笑う人はいなかった。お気に入りの男の子二人から、「クールだったよ」と言われた。と嬉しそうに言った。

その日の夜、床に付く前に、幸せそうな顔をして、娘が私のそばに来て、「きょう、なんかよかった。みーんながさ、私に話しかけてきてくれてさ。 B君が、『ライト倒したとき どんな気持だったの?悲しかった?』と、やさしく聞いてきてくれてさ~」と話してくれた。 
なんて答えたの?と聞くと、「うん、悲しくて、ステージの後ろで泣いたんだ」と答えたと言って、にんわり。

大会で優勝出来なかったけど、「優しさ」と言う賞は もらえたのではないだろうか・・・・・

1 件のコメント:

Hana さんのコメント...

久しぶりです。今回のお話ちょっと心が打たれました。