2009-07-12

手紙

NPO法人アート・トラストへ向けた私の手紙より抜粋

こんにちは、アート・トラストの皆さん、
大変ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
そちらは、もう梅雨も明け、暑い夏が訪れている頃ではないでしょうか。
こちらは、まだ 雨季の時期が続いており、夜に突然雨が降ったりしています。
その雨も豪雨で なかなか迫力があります。
去年は、この雨の有り難味がわかりませんでしたが、今年は、強烈な暑さを知った成果、この雨の時期を心待ちにし、自然とはよくできたものだと感謝しています。

メキシコのレオンは、靴の産業都市なので芸術文化には、もう一押しといった所ですが、最近は、それを何とかしようという人たちが増えてきてるようです。
私の周りでも、私の望む「芸術をもっと身近から」というテーマと繋がる人たちとの出会いが増え、これからどんどんその輪が広がっていくのではないかと期待しています。

いったい、アートとは、人にとって、どんな意味があるのか、自分は、なぜそのことを抜きにしては生きていけないのか。自己満足的な表現活動に疑問を抱き、ギャラリーに自分の絵を飾り売ることにも疑問を持ち、舞台や、絵を描いてるときに起こる神聖なあの感覚を、独り占めするのではなく多くの人と共有するにはどうしたらいいか。
こう思い始めてから、ごく自然に川の流れのように事がうまく進んでおります。

今、レオンの一番古い街にアートトラストの活動の場として、ギャラリー兼住まいの家を借りようと探しています。大方目星がついていますが、かなりのアンティークな家で、うまく手入れができるか予算はどうかなど、後一歩のところです。
心の中で、ある確信が芽生えて、それが何なのかよくわかりませんが、素敵なギャラリーができると変な自信を持っております。

先輩方の人の繋がりを大切にする生き方をそろそろ真似していこうと思います。へへへ

現在 私は、グアナフアト州立アート大学のカルチャーアカデミーで一般向けの「ムーブメントによる瞑想」といったマイムを基本にした6ヶ月コースのクラスを開いています。
今年の2月からスタートし、8月中旬から、次のコースが始まります。その他にミルトン・エリクソン療法のセンターでもクラスを開くことになりました。
あと、、日本語のクラスと日本の文化についてのクラスを個人で運営している外国語アカデミーで教えています。
絵の方は、アート大学で、9月中旬から一ヶ月間、個展を開く予定です。
絵本にも今、興味が出ています。

・・・・中略・・・

アートに関わって来れた自分の境遇に感謝してならないのと 慈悲の心を通して、はじめて、高い精神世界と繋がることも頭でわかるより、実感として体験し、こういう事かと痛感させられています。その逆で、エゴに走るとその反応は素早く、次々と事がマイナスへ進みます。これも体験しました。
毎日毎日の心の掃除が、どんなに大切であるかも、十分理解していますが、やっぱり、怠けてし舞いがちです。そんな時、自分のクラスで共振し合える場があることは、本当に助かります。

きれいなピュアな心に少しでもなれたら、本来の持って生まれてきた自由を味合えます。
そういう状態のときは、自然と美しいものが見えてきて それと同化してしまいます。
これが、私のアートの状態なのです。アートは、絵や、彫刻という物体ではなく それを創造したときの作者の心の状態だと思います。自由な心がアートなのです。

何者にも束縛されない強い自分、そして、何者でもないという自分が、そこに見えたとき、
元々の心の状態にもどり、安心でき、心に宇宙を見ることができるのだと思います。

アート・トラストとは、ソウル・トラストつまり、「魂に正直に生きること」なのですね。

先輩方の大きな思いやり、アーティストとは、そういう人たちのことだとも気づきました。 

そんな、思いで、タコスとテキーラを食べて飲みながら、歌うたって、問題は、みな マニャーニャ、マニャーニャ(スペイン語で、あした、あした)と、笑って、アート・トラスト メキシコ支部第一号(勝手に言っています)に向けて、力まず夢を描いてる私です。
                                   
それでは、この辺で、くれぐれもお体を大切に・・・
  
                  メキシコより、愛を込めて      
                                        萱のの

0 件のコメント: